基本のビジネスマナー【上座・下座の席配置】
こんにちは!
今回は基本のビジネスマナー【席次】についてご紹介します。
就職活動中や取引先などで応接室に案内された際、
どこに座れば良いのか迷ったことはありませんか?
実は座る場所にもマナーがあります。案内された時にどこに座るかで、
あなたのビジネスマンとしての常識やマナーの心得があるかどうかを見られている可能性があります。
いざという時に困らないように、しっかりと覚えておきましょう。
まずは、社内会議の席次です。
応接室や会議室、それぞれのパターンで確認していきましょう。
こちらは応接室での席次です。
この配置の場合、出入口から一番遠い左奥(①)が上座、出入口に一番近い右下(⑤)が下座となります。
社内会議などでも応接室を利用する場合もあるかと思いますので、しっかりと覚えておきましょう。
席次の基本は、【出入口から遠い席が上座】【出入口から近い席が下座】です。
次は会議室での席次です。
議長や進行役が座る議長席は出入口から最も遠い正面に配置されます。
上座は出入口から最も遠く議長席から近い席(①)となります。
2番目の上座は、出入口側ではあるものの議長に一番近い席(②)となります。
以降の席も同様の考えで決まっていき、出入口に最も近く、議長から最も遠い席(⑥)が一番の下座となります。
次はお客様を招いての商談や打ち合わせの際の席次を見ていきます。
こちらは応接室で来客対応をする場合等の席次です。
出入口から遠い席(机を挟んだ奥側)が上座となり、お客様の席となります。
反対に、出入口から近い席(机の手前側)が下座となり、自社側の席となります。
長椅子がある場合は、出入口から最も遠い長椅子の奥側(①)が最上位の上座となります。
先程と同様に応接室で来客対応をする際の席次ですが、
先程とは違い、長椅子がなく、単椅子6つの配置となっています。
机を挟んだ奥側がお客様、手前側が自社というのは同様です。
この場合、お客様側・自社側それぞれ出入口から一番遠い席(②)ではなく、
真ん中の(①)が最上位の上座となりますので、注意が必要です。
ただし、上座に座るか、下座に座るかは自分の【立場】によります。
『面接を受けに来た』『こちらからお願いして商談に来た』、そういった時は、
例え自分が会社を訪問した側(いわゆるお客様側)だったとしても自分が下座に座るようにしましょう。
次はエレベーター内での席次です。
エレベーターでは目上の人やお客様に先に乗ってもらい、自分は最後に乗り込みましょう。
操作ボタンの前に立ち、目的階に到着した後は目上の方から降りてもらい、自分は最後に降りましょう。
次はタクシーに乗る際の席次です。
複数人で乗り込む場合、『ゆったり座れる助手席の方がいいだろう』と思うかもしれませんが、これは要注意です。
助手席(④)は下座です。
上座は後部座席の運転手側(①)となります。
いかがでしたか?
面接や商談などの外部の方とお話する時はもちろん、
社内ミーティングの際なども座る位置には気を付けましょう。
気心が知れた仲であったとしても、上司・部下の関係があるわけですから、
当然上座・下座のマナーには注意が必要です。
ぜひ今後に活かしてもらえればと思います♪
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